4   眠け醒ましの歌
 
 
 
 
きみ(LOVE)が シンコクに
ふたりの話(未来)に ついて
語れば 語るほど
ぼくはシラケて シンコクに 眠くなる。
ファミレスで コーヒーを おかわりしすぎて
ウェイトレスさんとも 順調に 気まずくなって
この場の眠気と 闘うための
カフェインが 手に 入らない。
(それにしても きみの無神経のオシャベリよ!)
こんな時は 若白髪を 方位針として
《港》の方角
を 必死で 探りあてて
そこの先の先の 奥の方から 聴こえてくる
「ねむけざましの歌」を 期待しよう。
BGMにして、グッスリ眠りこけよう。
(きみの眼の前で、もちろんアテツケだよ)
 
おまわりさんってイイよなあ、カッチョイイよなあ。
ぼく おまわりさんに なりてえなあ。
もしも ぼくがおまわりさんになったら、
非國民に『ポリ公』呼ばわりされてえなあ。
そして ピシッと 取り締まってやるんだ。
夜の 海の近くの公園で
酔いどれて 眠りつぶれている 自称「港の人」
その実は 変態ホームレス野郎
を 叩き起こして 慌てふためく そいつの
寝ぼけまなこを スウッと 芸術的に
カミソリで裂く。白味がアカでぐちょぐちょになる。
(眼の玉なんて 脆い部分よ、それが世の中さ)
警官の肩には レッドの懐中電灯が装着されているから
ぼくは カッコイイその器具で
「港の人」の 破壊された眼球を 執拗に照らすのだ。
容赦しねえぜ 国家権力がやれば、『保護』の名目よ。
ああ、いいなあ。ああ、やっぱり、
ぼく おまわりさんに なろうかなあ。
 
魂の眼の玉の肉の部分、それは『夢』。
きみは 国家権力でもないくせに ぼくの夢を裂く。
 『ねえ、きいてるの?
  それで、あなたは、どう思ってるの?』
いやあ、実に、哲学的な質問だねえ。ケッコウ、ケッコウ。
ところで、眠っていなかったので 分からないんだが
ぼくの次のセリフは なあに?
 
 
      † アルキビヤデス「ソクラテス、寝ているのですか。」
        ソクラテス「いや、全然。」
『饗宴』218c
 
 



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